盛土に伴う地盤の安定・変形解析HOME > 業務案内 > 解析・検討 > 盛土に伴う地盤の安定・変形解析 軟弱地盤上に盛土等を行う場合、いわゆる円弧すべりという変状が発生することがあります。すべりが発生しなくても、盛土周辺で、地盤沈下や側方への変位等の有害な変位が生じることも多いため、軟弱地盤の分布状況や力学特性を十分に把握したうえで、盛土による安定及び変形(沈下)に対する検討を行っておく必要があります。 <中詰め盛土による地盤の変状例> 軟弱地盤において二重締切矢板による中詰盛土施行中に土留め鋼矢板の変状が発生したものです。直ちに調査を行い、弾塑性解析等を用いて変状原因を明らかにし、対策工の検討を行いました。 <軟弱地盤上の盛土によるすべり例> 軟弱地盤上の盛土が円弧すべりを生じたものです。対策工としては、サンドコンパクションパイルにより地盤改良を行った後、盛土を行いました。 盛土天端の沈下盛土法先部の隆起 盛土法先部の隆起