浸透流解析
臨海道路で発生した空洞の発生原因および対策工の検討を行うため、空洞発生前の解析地盤モデルを作成し、有限要素法による非定常浸透流解析を行いました。
解析結果から、橋台つま先部における局所動水勾配(Ivmax)は0.90で、パイピングが生じる局所動水勾配(Iv≧0.5)を大きく上回っていることから、空洞は橋台前後で生じた水頭差によるパイピングが原因で発生したことが検証できました。
応急対策工としては橋台基礎下の空洞部に水中コンクリートを打設した後、橋台背後の空洞部にグラウトを注入しました。また、恒久対策工としては水路内へのコンクリート打設(H=1.2m)を計画しました。
解析結果から、橋台つま先部における局所動水勾配(Ivmax)は0.90で、パイピングが生じる局所動水勾配(Iv≧0.5)を大きく上回っていることから、空洞は橋台前後で生じた水頭差によるパイピングが原因で発生したことが検証できました。
応急対策工としては橋台基礎下の空洞部に水中コンクリートを打設した後、橋台背後の空洞部にグラウトを注入しました。また、恒久対策工としては水路内へのコンクリート打設(H=1.2m)を計画しました。