地下水位測定
工事に伴う地下水調査において、水位測定は最も基本的な事項として重要です。調査現場での地下水位の測定方法は手動の触針式水位計が一般的ですが、長期水位観測等では最近は水圧式の自動計測による観測が主流となっています。弊社では、様々な状況に対応できる水位計を準備しております。
地下水位測定機器例
流量観測
河川の流量は、流域に降った降水が地表や地中を経由して流出してきたものであり、時々刻々変化している。このため、水資源計画を策定するためには、 長年にわたる通年の流量の変化を知る必要がある。
流量観測は、時間的に連続した観測を行うことは困難であるため、流量の観測試料の数は限られている。ある程度の勾配のある河川では、 水位と流量の間に一定の関係が認められることから、観測された流量とその時の河川水位との関係を求め、この関係を用いて時々刻々の水位をその水位に対応する流量に変換する。
流量観測状況
騒音調査
測定は、日本工業規格Z8731に定める方法により実施しますが、測定にあたっては下図に示すような騒音計を用い、聴覚補正回路A特性で記憶させ、後日そのデータを解析します。
騒音の測定値の算出は、観測時間1時間を10分単位に区切り、時間率騒音レベル(L5、L10、L50、L90、L95)や等価騒音レベル及び最大値等を求めます。
騒音測定結果例(道路脇・生データ)を示します。
水質・底質調査
海岸での護岸工事に伴い、工事中の環境保全を目的とした水質調査及び底質調査を行います。海水は作業船からバンド-ン型採水器を用いて採取し、海底土は港研式(KS式)採泥器を用いて採取します。
水質調査では、工事中に現地で測定した濁度を、事前に作成した濁度とSS(浮遊物質)の相関式を用いてSSに換算し、監視基準値(バックグラウンド測定値のSS濃度差が10mg/l)との比較を行いました。
底質調査では、現地で採泥土の温度や色調、臭気や土質などについて確認したのち、室内にて有害32項目の底質分析を行いました。底質分析結果は、「海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律(総理府令6,昭和48年)」及び「底質の暫定除去基準(環境庁水質保全局,昭和50年)」による判定基準との比較を行いました。
EPMA分析
EPMA(Electron Probe Micro Analyzer)分析とは、細く絞った高エネルギーの電子線を試料に照射し、試料から発生する特性X線*の信号を利用してその場所の組織や元素の分布を知る分析方法です。分析方法には、以下に記す定性分析と定量分析があります。
*特性X線とは、各元素の原子核を取り巻く内殻電子の遷移によって発生するX線で、元素に固有な幾つかの波長(エネルギ-)としてあらわれます。
<定性分析>
対象試料がどのような元素によって構成されているのかを調べる分析操作で、電子線照射により試料から発生した特性X線スペクトルを測定し、既知特性X線デ-タと照合して同定します。
<定量分析>
試料を構成している各元素が、どの程度の割合(濃度)で含まれているのかを知るための分析操作で、元素濃度の明らかな標準試料の特性X線強度と、未知試料の特性X線強度とを比較することによって求めます。
森林資源モニタリング調査
森林資源モニタリング調査とは、森林の状況とその変化の動向を全国で統一した手法に基づき把握、評価することにより、地域森林計画及び国有林の地域別の森林計画における森林整備に係る基本的な事項等を定めるのに必要な客観的資料を得ることを目的とし、5ヵ年で全ての調査調査区域の現地調査を完了させ、5年毎に繰り返し実施しています。
この調査分析を進めることにより将来的には、生物多様性や炭素循環への森林の寄与等それぞれの項目ごとの評価や、あるいは森林資源の総合的な評価も可能となります 。
この調査分析を進めることにより将来的には、生物多様性や炭素循環への森林の寄与等それぞれの項目ごとの評価や、あるいは森林資源の総合的な評価も可能となります 。
立木調査
小円部、中円部、大円部毎に分け調査。
対象立木 小円部:胸高直径1.0cm以上
対象立木 小円部:胸高直径1.0cm以上
中円部:胸高直径5.0cm以上
大円部:胸高直径18.0cm以上
調査項目:樹種、胸高直径、樹高(大小様々な樹木をランダムに20本)
枯損、剥皮、空洞
熱応答試験(サーマルレスポンステスト)
地中熱利用ヒートポンプは、地中との熱のやりとりの方法によってクローズドループ方式、オープンループ方式に分けられます。クローズドループ方式の場合、対象地点における可能熱交換量を把握するために、事前調査として熱応答試験(サーマルレスポンステスト)を実施する場合があります。
熱応答試験では、地中に埋設されたボアホール型地中熱交換器(BHEX)に実使用時と同等程度の一定の熱負荷を与えて、実使用時と同等程度の一定流量を保ちながら熱媒体を循環させます(写真参照)。このときの、BHEX の出入口における熱媒体の平均温度の時間変化から、地中熱交換器周囲の地盤(地中)の平均有効熱伝導率 (λs)および、BHEX の熱抵抗 (Rb)を推定することができます。熱応答試験を実施するためには、試験孔の掘削が必要ですが、適切なシステム設計のために地盤の熱特性を把握したい場合や、大規模施設の建設時に何本の熱交換井が必要かを予め調査する場合等に有効です。
熱応答試験では、地中に埋設されたボアホール型地中熱交換器(BHEX)に実使用時と同等程度の一定の熱負荷を与えて、実使用時と同等程度の一定流量を保ちながら熱媒体を循環させます(写真参照)。このときの、BHEX の出入口における熱媒体の平均温度の時間変化から、地中熱交換器周囲の地盤(地中)の平均有効熱伝導率 (λs)および、BHEX の熱抵抗 (Rb)を推定することができます。熱応答試験を実施するためには、試験孔の掘削が必要ですが、適切なシステム設計のために地盤の熱特性を把握したい場合や、大規模施設の建設時に何本の熱交換井が必要かを予め調査する場合等に有効です。
調査対象地は、花崗岩を主体とした地層でしたが、試験結果より、地盤の有効熱伝導率λ=3.11 W/(m・K)、地中熱交換器の熱抵抗Rb=0.059m・K/Wが求まりました。また、地中熱交換器は1本あたり100mとすると、ヒートポンプ加熱能力は6.4kWと推定されました。






